2010.08.12[ マネジメント人間力 ]

部下のモチベーションを上げるコツ

部下のモチベーションの上下は、殆どが上司(周りの人)の言葉がキッカケ

 

人のモチベーションは、他人からのコミュニケーション(言葉)で上下する場合が殆どです。
例えば、業績が悪い営業マンは、ずっとモチベーションが低いのではなく、
業績が悪いなりに・・・・モチベーションは、かなり高くなったり ⇗ 下がったり ⇘ しています。

 

上司や先輩から「やっぱり駄目だね~」「頑張っているの?」と何気ない指摘や疑問の言葉を
かけられる度に落ち込むのです。
部下にイライラする事も多いと思いますが、
モチベーションUPに向けて、部下への投げかける言葉を “設計” してみることが必要です。

 

モチベーションが上がる(下がる)キッカケを知る

 

部下のモチベーションが上がる時、下がる時のキッカケが何なのかを理解することをお勧めします。

 

例えば、部下が昨日は落ち込んでいたのに、翌朝に元気になっていたとすれば、
その間、誰とどんな会話をしたのかを聞き出します。
話した相手と内容を聞けば、その人のモチベーションを上げる引き金が分かってきます。

 

 

私も営業マン時代に、落ち込んだ時は、手短・手軽なモチベーションUPの解決方法として
・元気で前向きなお客さんの所に訪問し、自分への評価や相手の仕事観などを聞く
・調子のいい営業マンと話をし、運をもらう。また、同行してもらいトークや資料、営業スタンスもらう
・自分の手帳で、過去で調子いい時のアポの取り方(トーク)や顧客との会話の中味を思い出す・・・等、
自分でモチベーションを上げる試みをしていました。

でも・・・・これが出来ない人が殆どです。

営業マンの殆どが、上司の細かいフォローや助けが必要です。

 

部下のモチベーションの状態を推測し、引き金を知り、それを踏まえて会話を “設計” する。

大変ですが、ヤリガイある面白いマネジメント手法だと思います。