2010.04.08[ マネジメント人間力 ]

マネジメントとは観察と想像

マネジメントには“観察”“想像”が大切

管理職のミッションは、簡単に言えば、組織業績貢献、組織・人づくりです。
そこで重要なアクションは“観察”と“想像”です。

 

例えば、部下と成長目標を設定しても、漠然とした評価では部下の納得感や信頼は得られません。
部下の仕事のレベル、進捗状況、電話の中味やトーン、表情から察する心の機微を日々観察し、
部下の置かれている状況や立場を想像し、本人に確認していくことが必要です。
事実をもとに想像した結果の会話は、部下理解を急速に早めます。
その積み上げが、本人に納得感ある評価として伝わり、信頼のもと成長を加速させます。

 

・営業同行中や昼食時でなく、忙しい中でも勤務中に時間をとり部下と話をしてみる。
・部下の訪問先と帰社時の表情を確認。そしてどんな営業だったのかを想像し、声をかけてみる。

 

 積極的な“観察”と“想像”にチャレンジしてください。

 

 観察=部下の事実を価値判断をせずにみる。
 想像=事実から部下の気持ち、立場、置かれている環境をイマジネーションする。
 部下の想いなど、仮説を持って話をしてみる
 

 簡単そうですが、価値判断なしで部下を見ることは一番難しいことです。
 ただ、やればやるほどマネジメントに活かせると思います。

 

 

ちなみに、営業でも顧客の観察と想像が出来る人は売れているようです。